お礼状の文章の書き方を説明する女性ハガキは書くスペースが少ないですから、簡潔に必要なことをはっきり書くようにします。

例えば、はがきでお礼状を出すとき、お礼のついでに他の用件をだらだら書いてしまうと、文字が小さくぎっしりとつまった、読みにくいはがきになってしまいます。

その用件だけをはがきには書くようにし、相手が読みやすいように配慮してはがきを送ることが大切です。他にも伝えたい用事があるときは、それとは別にはがきや手紙を改めて出すようにしましょう。

文章の書き方ポイント

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はがきは書くスペースが決まっているので、用件だけを簡潔にまとめます。そして、相手が読みやすい文字の大きさで、文章を書くようにします。

はがきに文章を書くときは、10行くらいにおさまるように書きます。文字は手書きをするなら1行に15文字ほどのサイズ、パソコンを使用するときは18文字程度のサイズを目安に、バランスよく書くようにしましょう。

書きなれない方は、鉛筆で下書きをするとバランスを取りやすいです。
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文面の組み立て方・構成

はがきの構成

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★頭語

文章構成の基本として、出だしの言葉と締めの言葉が必要ですが、これを「頭語」と「結語」といいます。頭語と結語には、それぞれ組み合わせがありますので、間違えて使わないように注意しましょう。

上司や目上の方、改まった文章には、「頭語」と「結語」
は必ず必要となりますが、親しい関係の方へは、堅すぎる印象を与えるので使用しないこともあります。

頭語と結語の組み合わせ
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前文
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書き出しの挨拶・時候の挨拶
ビジネス文章では、時候の挨拶は使用しないこともありますが、ビジネスであってもお礼状などの場合には、季節の言葉を使うことにより温かな文章になりますから、用いることも多いです。

時候の挨拶を用いることで、いきいきとした文章の表現になりますので、一般的な場合には季節の挨拶は用いるようにしましょう。

親しい関係の方へのはがきや手紙は、時候の挨拶を書くことで堅い文面になるので省略してもよいでしょう。そのとき、そのまま主文に入ってもよいですが、一文字下げてから書き始めるようにしましょう。

季節を問わず使える挨拶文
時候の挨拶文(書き出しと結びの言葉)

主文
主文は、一文字下げてから書き始めるようにします。はがきは文章を書くスペースが少ないので、簡潔にまとめなくてはいけません。

伝えたいことがたくさんある場合、無理に小さい文字で内容を詰め込みすぎると、はがきをもらった相手は読みずらいことでしょう。そのようなときは、便箋に書いて封書で出すようにしましょう。

はがきを書くときは、必要なことだけを短い文章で具体的に書くことが大切です。

主文に入る前のつなぎの言葉
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末文
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結びの挨拶・時候の挨拶
元気でいるのか、変わりなく過ごしているのか、相手を気遣う思いやりのある言葉や、近況報告などを伝えるようにしましょう。

季節を問わず使える結びの挨拶文
時候の挨拶文(書き出しと結びの言葉)

★結語
親しい相手には「頭語」を書かずに、「草々」や「かしこ」などの結語だけを書くこともあります。

頭語と結語の組み合わせ

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祝い事に気を付けたい言葉「忌み言葉」

お祝い事の席では昔から、別れる、切る、終わるなど、縁起が悪く使ってはいけないという言葉があります。この不吉なことを連想させる忌み言葉は、現代ではあまり気にする方も少ないかもしれませんが、気持ちのよいものではありません。

はがきを書くときは、相手に喜んでいただける書き方をしていですね。

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忌み言葉【祝い事別】
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