喪中は一般的に、自分から見て一親等にあたる「父・母・配偶者・子供」と、同居している「祖父母・兄弟・孫」二親等にあたる人に不幸があったときに喪中となります。
身内に不幸があったとき、年賀はがきを出すことができませんので、かわりに喪中欠礼の葉書を送り年頭の挨拶の代わりとします。
喪中欠礼の葉書を出す時期
喪中欠礼の葉書は、11月末~12月初旬に送るようにします。年末年始に不幸があり間に合わないときは、年明けの1月7日以降に寒中見舞いに兼ねて挨拶するとよいでしょう。
喪中欠礼の葉書の書き方
喪中欠礼の葉書は、家族の誰がいつ亡くなったのかを相手に伝えるようにします。喪中欠礼は新年の挨拶代わりとなるので、お世話になったことへのお礼や、相手の幸福を祈る内容でも問題はありません。
謹賀新年や年賀に使われる「賀」という文字はめでたい意味を表すので、喪中の葉書には使用せず「新年、年頭、年始」などの言葉を選ぶようにしましょう。
ビジネス関係の年賀状をいただいた場合、喪中であっても年賀状を出すこともあります。
一般的な喪中欠礼の葉書文例
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喪中につき年頭のご挨拶を差し控えさせていただきます
父○○ 享年九十歳にて天寿を全うし安らかに永眠いたしました
生前のご厚情に深謝いたしますと共に 今後も変わらぬご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます
皆様がすこやかなるよき年を迎えられますよう 心よりお祈り申し上げます
平成○○年○月
○○○-○○○○
東京都品川区○○○
田中 明
TEL (×××)×××-××××
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親しい方へ宛てた喪中欠礼の葉書の文例
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喪中につき新年のご挨拶をご遠慮させていただきます
去る十月に祖母○○が七十九歳にて永眠いたしました
何かとお心遣いいただきまして誠にありがとうございました
まだまだ寒い日が続きますのでご自愛の上よいお年をお迎えくださいませ
平成○○年○月
○○○-○○○○
東京都品川区○○○
田中 明
TEL (×××)×××-××××
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