結婚祝いは、一度だけであってほしい祝い事なので、水引はほどけない結び切りを選びます。水引の本数は、基本的には奇数ですが、婚礼では10本を用います。
ご両家や夫婦が共に手と手を取りあい幸せになる、という意味が込められているため、手の指を見立てて10本の水引を使用します。
熨斗に名前を書くときは、「新郎を右・新婦を左」に書きますが、婿養子の場合は、「新郎が右・新婦が左」に書きます。
結婚内祝い熨斗の表書き・名前の書き方
のしの表書き
「内祝」「寿」
名前の書き方
「右:新姓と新郎の名前」「左:新婦の名前」
※婿養子の場合は、右が新婦・左が新郎になります。
昔は、両家の姓を熨斗に書くことが一般的でしたが、近年は夫婦連名で内祝いを贈る方が多いようです。連名で内祝いを贈るときは、新姓を書くようにしますが、メッセージカードや配送の伝票に、旧姓を入れるとわかりやすいでしょう。
引き出物の熨斗の表書き・名前の書き方
のしの表書き
「寿」「御礼」
名前の書き方
「両家の姓」「御両家の姓+家」「新郎新婦の名前」
近頃は、引き菓子の熨斗の名前は、新郎新婦の名前を入れる方が多いようです。