出産祝いをもらったときのお礼状の書き方や文例集、お返しマナーをまとめています。
出産祝いのお礼状を出す時期
お祝いをもらったら、内祝いはなるべく早くおくるようにしますが、出産祝いのときは、赤ちゃんのお世話が大変なことやママの体調が万全でないことから、相手はお返しが遅くなることはわかってくれることでしょう。
けれども、出産祝いを贈ったのに何の連絡もないのは、やっぱり気持ちのよいものではありませんから、お返しが遅くなるときでも、すぐにお礼状や電話でお礼を述べましょう。「内祝いを選んでから一緒にお礼を…」と考えると遅くなってしまうのできをつけてくださいね。
出産祝いお礼状のポイントと文例集
出産祝いのお礼状の書き方は、もらったお祝いの感想を述べると、相手も嬉しいことでしょう。赤ちゃんの名前や様子、自分の体調などを報告するとよいですが、嬉しさのあまりしゃぎすぎる文章はよくありません。
子供のいない方などに宛てるときは、言葉に配慮して思いやりのあるはがきの書き方をしましょう。
同僚へ宛てたお礼状の例文
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さわやかな初夏の季節となりましたが、いかがお過ごしですか。
お陰様で、男の子を出産することができましたが、その後お仕事の方は順調ですか。○○さんには大変お世話になりました。
その上、可愛いベビー服までいただてありがとう。お出掛けのときに○○に着せると、周りからおしゃれなベビー服だねってよくいわれ、誇らしい気持ちになります。
本日、別便にて内祝いの品を送ったので、ご笑納ください。
落ち着いたら○○と会いにいきますので、顔をみてやってくださいね。
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友人へ宛てたお礼状の例文
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○○さん、お祝いありがとう。
おかげさまで母子ともに健康で、○○gの大きな女の子を無事に出産することができました。○○と名前を付けました。
二人とも初めての子育てなので、わからないことだらけです。先輩ママの○○さんに相談することもあるとだろうけれど、そのときは助けてくださいね。
本日内祝いに、○○ちゃんの好きなキャラクターのタオルを送りましたので、ぜひ使ってください。
また、○○ちゃんも連れて遊びにきてくださいね。楽しみに待っています。
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親戚へ宛てたお礼状の例文
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皆様、お元気でお過ごしですか。
先日は、出産のお祝いをいただきまして、ありがとうございました。
さっそくいただきましたお祝いで、ベビーカーを購入いたしました。大切に使わさせていただきます。
おかげさまで○○は順調に成長しておりますので、暖かくなる頃には顔見せができるのではないかと思います。
春とはいえ朝晩はまだまだ冷え込みますので、くれぐれもご自愛くださいませ。
簡単ですが、まずはお礼を申し上げます。
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親から知人へ宛てたお礼状の例文
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日増しに秋も深まってまいりましたが、○○さんお変わりないですか。
このたびは、娘○○の出産に際しまして、お気遣いいただき大変ありがたく存じます。娘夫婦も誠に喜んでお礼を申しておりました。
さっそく孫の○○にベビー服を着せてみたところ、薄いピンクの花柄がとても似合っており、孫も喜んでいるように思います。
こちらにいらっしゃる機会がございましたら、ぜひお立ち寄りくださいね。
末筆ながら、○○様のご多幸をお祈り申し上げます。
まずはお礼まで。
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上司へ宛てたお礼状の例文
後日、直接会ってご挨拶する場合は、上司や目上の方でもお礼状はハガキでかまいません。しかし、お礼やお返しの品物を郵送するのなら、改まった方の場合は手紙でお礼を伝えるようにしましょう。
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拝啓 薫風の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
このたびは私どものために、ご丁寧なお祝いの品を頂戴し厚くお礼申し上げます。
お陰様で、○月○日に元気な女の子が誕生し、長女には優しい子に育ってほしいと願いを込めて、真優(まひろ)と命名しました。
私も妻も、わが子を胸に抱きますと親になったという気の引き締まる思いで、夫婦ともども娘とともに成長していきたい所存でございます。
今後も変わらず指導とご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
梅雨明けも間近です。ご自愛のうえさらなるご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
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